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(194)異常気象(長雨・日照不足、その後の日照り)で、残念ながら問題が浮き彫りになったエゴマ栽培

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 里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第194回~ 2020/09/18 久しぶりの投稿ですが、気を引き締めないといけない話題です。 川本エゴマの会のメンバーで、エゴマ栽培圃場の相互視察(環境保全型農業交付金の交付要件として今年から制度化された)を行ったのですが、異常気象の結果、栽培上の問題が浮き彫りとなりました。 水はけの悪い畑(大半が転作田)に被害集中 しかも、新規就農のS氏とNZ氏の畑 7月の長い大雨で畑が冠水し根張り不十分、日照不足で成長も不十分 8月の日照りの連続で、弱っていたエゴマの立ち枯れ続出 土作りが不十分で、9月上旬からの雨でも回復成長が弱い 腰を据えて、来年以降を睨んだ対策(排水対策、良い圃場の選別、竹堆肥と有機肥料で土作り)をやって行かねば。 転作田のS氏の畑 冠水しその後立ち枯れ多発 転作田のNZ氏の畑 冠水し、成長不足 Y氏の転作田 左奥以外は排水良 成長「やや不足」に踏みとどまる NK氏の山の上畑 排水良好 不耕起(畝を崩さない)&無施肥の自然栽培 悪天候の影響を感じさせない K氏の山の畑 竹堆肥と発酵肥料で5年以上の土作り 天候不順の影響小 おまけ NZ氏の畑にて NK氏の畑にて