2018年12月16日日曜日

(130) 今年も竹堆肥を作ってます 今は竹の伐り出し&チッパー処理中

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第130

2018/12/16

この三原の地の土づくりを目指し竹堆肥を作り出して、早や5年。
現在は、島根県のみーもの森づくり事業の補助金を使い始めて2年目、助かってますよ~。末永く事業を続けてください。

三原の郷づくりネットワーク・ワークショップでご紹介しましたように(128回、129回投稿をご参照)、竹堆肥は、極上有機エゴマ栽培に効果を発揮しつつあります。

エゴマの取入れが終了する11月下旬から作業を始めて、竹の伐り出し(3、4日)、チッパー処理(1日)を4セット、米糠・水の混合・切り返し(2日)を3セット行います。

昨日15日で、竹伐り出し・チッパー処理を3セット完了。
連続作業でやや疲労気味。


さあ今年も始めるぞ
チッパー処理 1回目
大田の大国竹取物語の2トンダンプとチッパー
チッパーの刃のメンテも完璧なので
極太の孟宗竹もそのままで飲み込みます

この様に2トンダンプに竹チップを吹き込み
2回目のチッパー処理はみぞれの中
チッパー処理 3回目開始
竹チップ 倉庫の外

外の2回分 24㎥
外で雨を吸わせようとしています
竹堆肥倉庫の中
今年の竹チップ1回分 12㎥(左手前)
昨年仕込みの竹堆肥の1/3残 20㎥弱(左奥)
調達中の米糠(右手前)


2018年12月1日土曜日

(129) 第2回 三原の郷づくりワークショップ 開催しました 皆さま有難うございました

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第129

2018/12/1

昨日11月30日、三原まちづくりセンター(川本北公民館)にて、第2回 三原の郷づくりワークショップを開催しました。

プレゼンされた住民や役場等の方々、美味しい滋味健食弁当を作って頂いた方々、ゲストとしてワークショップに参加頂いた方々、皆さま有難うございました。

参加者は総勢52名、今回は川本町役場、中山間地域研究センターなどの公的機関の方たちが増えて半数強。
本格的に動き出している民(三原の郷づくりネットワーク)と公のコラボを、どう公の制度や仕組みに反映していくのか、みんながようやくスタート地点についた感じです。


まず三原の滋味健食弁当を食べてから
ごちそうさまでした
三原の郷づくり活動の一つの柱 「食」を弁当にしたものです


エゴマの竹下さん、釜田さん、柴原さん、浅原さん
有機農法で極上エゴマを栽培し、
極上オイルを搾り続けるぞ
未来塾事務局長の平田さん
ネットワークが重層化し感度が上がってきた
みなさん 有難うございます
未来塾 若い世代の柴原さん、大友さん
ババ、ジジからの期待大 頼むよ~
バクアップはまかせとけ
コーヒーの日の岡本マスター カフェの小宇宙を語る
農具・民具展示室の画伯でもある
未来塾代表 浅原さん
みんなからの高い信頼度+現場力双発エンジン
未来塾 横田さん
みんなからの高い信頼度+現場力双発エンジン
教育委員会 佐々木さん
幼児田舎自然教育の明文化をお願いしますよ~~
この間に、Iターンの小溝君からの、問題提起も含めたいいプレゼンがあったのですが、私のすぐ横で発表していたため、写真を撮るのを失念、ゴメン。 来年は写真ものせるからね~

未来塾 佐々木さん、小西さん
食に対する熱い思い 広がるネットワーク
川本町役場 中嶋さん
来年は「川本町の現状の問題点を熱く語る中嶋さん」と書きたいものです
川本町の民からの期待大

最後に、中山間地域研究センターの有田さんの総括的分析に感謝!
「いい感じで取組を進めている地域」の9つのポイントはまさにその通り。

有田paper
島根県の小さな拠点づくりの状況とこれから大切だと考えること




2018年11月27日火曜日

(128) 2018/11/30 第2回ワークショッププログラム原稿 出来(しゅったい)!

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第128

2018/11/27

2018/11/30開催の、第2回ワークショッププログラムの原稿が完成しました。
この1年間、色々な活動が、かなり積み上がってきているな~。

当日は、おいしい三原の滋味健食弁当もありますので、皆様のご参加をお待ちしております。
プログラム目次


第2回ワークショッププログラムの原稿内容は、下記のリンクをご覧ください。

プログラム原稿1
プログラム原稿2
有田paper 島根県の小さな拠点づくりの状況とこれから大切だと考えること

2018年11月20日火曜日

(127)10月中旬以降 好天続きで、田んぼの秋起こしは十分できました

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第127

2018/11/20

今年は稲刈取り後も好天が続いたため、秋起こしはしっかりと出来ました。
秋起こしは、来年作のための地力窒素(稲が吸収する総窒素量の6~7割を占める)醸成に、重要な作業です。

米糠散布

竹堆肥散布

最後に苦土石灰散布し
浅く耕耘

去年、一昨年は田んぼが十分乾かず、溝を付けることが出来ませんでしたが、ことしはOK。秋起こしは、これでなくちゃ、いい風景だね。


秋起こし完了

今年は溝も付けることが出来た

(126) ワークショップの資料準備で忙しくなかなか投稿できませんが  先日、小学校のクスノキの大木を大剪定

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第126

2018/11/19

11月30日のワークショップの資料準備で忙しく、久しぶりの投稿となります。

10月末、小学校のクスノキ大木の大剪定をやりました。

校舎の雨樋や二階ベランダの排水溝にクスノキの落ち葉が毎年大量に入り、この9月には豪雨で、二階のベランダから大量浸水。一階が水浸しになり、未来塾メンバーで、3日かけて現状復帰しました。

シンボル・ツリーではあるものの、これはほっておけないということで、大剪定に踏み切りました。

高所伐採は、前から付き合いのある美郷のJさん(高所伐採のエクスパートはお邑智郡内ではこの人のみ)。木の下での手伝いは、未来塾の手練れ3人衆、機動力発揮で2日半で完了。その始終を写真でご紹介します。


<before>

<before>
さあ始めるぞ Jさんと未来塾3人

Jさん登攀開始

このようにロープでつるして大枝おろし
左手右手下でロープ・コントロール
吊るし下ろしの右手ロープ・コントロール

吊るし下ろしの左手ロープ・コントロール
2日目朝

ロープ2点確保のJさん勇姿
3日朝

3日目昼前完了
<after>
幹や大枝は玉切りにして椅子としてあちこちに置いてます

大枝はこのように
体育館裏にきちんと整理




2018年10月27日土曜日

(125) 第2回 三原の郷づくりワークショップ(11月30日)のプログラムが決まりました

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第125

2018/10/27

ワークショップのプログラム内容がほぼ決まりました。
発表者の方々、宜しくお願い致します。

こうしたテーマに興味をお持ちの方は、ぜひご参加くださいますよう。




2018年10月16日火曜日

(124) 「第2回 三原の郷づくりワークショップ(ワイガヤ)開催」の案内が出来ました

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第124

2018/10/16

第2回ワークショップの案内ビラが出来ました。
皆さま、どうぞご参加下さいますよう、お願いいたします。






2018年10月10日水曜日

(123) 高温障害の出た我が家の有機米「縁結び」 しかし旨い!!

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第123

2018/10/10

一回目の台風が来る直前、9月28日、超多忙なMさんに何とか稲刈りをしてもらいました。後の悪天候を見ると、「ほんとに有難う、Mさん」。


イセヒカリの刈取り

「縁結び」の刈取り

2日後には玄米に

残念なのは、盆前後の出穂までは非常に良い状態だったのに、その後の登熟段階で異常高温の日が続いたため、高温障害(白穂、白未熟粒、小粒など)が出てしまったことです。とくに「縁結び」に対しての影響大。

屑米が大量に出てしまい、見た目は大豊作だったのですが、収量は、結局、前年並みの反収約7俵(60㎏/俵)。無農薬有機栽培としてはまずまずのレベルではあるのですが....

「縁結び」は食味も心配だったのですが、炊きあがりの見た目がまず非常に綺麗、さらに恐る恐る食べてみると、これがほんわりとした甘みがあり、うまい! 1年目のキムムスメ、2年目のコシヒカリよりもかなりいい。
米の味にうるさいHさんも、「コシヒカリ、ツヤヒメよりもうまいね」。
さすが、食味値95の実力を持つ「縁結び」。 
縁結び 少し水を入れすぎかな?
調べ直して分かったのですが、縁結びは高温障害にはやや弱い種の様です。来年もこの品種を作るかどうか、おおいに迷うところです。山水のかけ流しなど、よほど高温障害対策を考えないとな~?







(122) 三原の郷づくりワークショップ案の最新版です

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第122

2018/9/8記 10/10、16、21修正追記


下記の点を変更しました(10月16日)
1. 開催日:12月1日(日)➡11月30日(金)
2. 時間: 10:00~15:00➡13:00~16:00
           ご希望者には三原の滋味弁当あり(12:00~)




●三原の郷づくりワークショップ(第2回)案


日時:2018年11月30日(金)、13:00~16:00
          ご希望者には三原の滋味弁当あり(12:00~) 
場所:川本北公民館(三原まちづくりセンター)
プログラム:下記のようなテーマ


1)有機的農業_エゴマ


<生産>
・竹堆肥と発酵肥料で極上エゴマが育ちつつある。
・栽培方法のさらなる合理化をどう進めていくか(畝づくり、刈取り・結束、乾燥、脱穀)
・川本エゴマの会のエゴマの有機的栽培が、県の「小さな拠点づくり_特産品開発モデル実証事業」に

<新商品開発・販売>
・竹堆肥・発酵肥料育ちの極上エゴマを高温焙煎した、高級エゴマオイルを開発・販売開始
・IターンのS君のエゴマオイル「アグリムーン」の状況

<新規就農者受入>
・川本エゴマの会で新規就農者の研修受け入れ体制を作り、外に発信中

<次世代の生産・搾油体制>
・川本エゴマの会の、次世代の生産・搾油体制~コスト分析、LLP(有限責任事業組合)、LLC(合同会社、有限責任会社)を使った段階的組織化のあり方検討

<ところで、新規就農ではないけれど、三原に来た決め手は何?>
・三原の古屋口地区にIターンしてくれた若い世帯 Kさんに聞く


2)つながり・支え合い


<川本北公民館の住民主体の組織による管理・運営>
・三原の郷 未来塾で受託し、拠点づくりを協働で行う
・Iターン世帯のママ主婦二人と未来塾メンバーで実施
・ママ主婦の視点から今後の公民館運営を考える

<サロン活動:住民主体の居場所づくり出番づくり>
・スープの日:三原の旬の食材を使いみんなで楽しむ
・Oマスターのコーヒーの日:三原で都会の下町雰囲気を楽しむ
 Oマスターに聞く

<教育委員会とのコラボ>
・三原の自然やふるさとをどう教育の仕組みに取り入れるか
・コラボの良き相方である教育委員会のSさんに聞く

<広がる生活支援と今後の展開>
・要望の多い家周りの草刈りや樹木の剪定
・窓ふきなどの家庭内支援も



3)食・地元学


<三原の四季と滋味健食>
・三原の旬の食材を使った伝統食と新たな食のレシピとお話し
・サロン活動の大きな柱であり、おもてなしの中心メニュー

<どぶろく特区の楽しみと苦労談>
・どぶろく五砦(いつしろ)づくりの楽しみと試行錯誤

<民具・農具資料室を開設して>
・三原の生活文化をどう伝えてゆくか

<歴史ロマン_田植えばやしと中国地方>
・日本でも特にこの地域に田植えばやしが残ったのはなぜ


4)フリーディスカッション


・役場、県の担当の方達も交えてワイガヤ
・民と公の協働のあり方など

(121) 綿の実が弾けだしました 美しい花も楽しめます

里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第121


2018/10/10

公民館の郷土資料室に展示してある綿繰り機で、綿を繰って紡いでみようということで、6月、未来塾のメンバーで綿の種を播きました。

今ちょうど綿の実が熟して弾け始めています。こんな美しい花が咲くのかと、ため息が出るような花もまだつけています。
まずご覧あれ。

透き通る白に

淡い赤紫がさし

最後は躑躅色(つつじいろ)に
鮮やかな赤紫
太陽の紫外線によりこのように色が変化するのだそうです。
日本の色(伝統色・和色)でいうと、躑躅(つつじ)色、つつじより少し透明感があります。

これが綿

綿の実はこんな風
この間、畑に行ってみると

一番初めに弾けた実

次に
 まだ優雅な花も楽しめます