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4月, 2020の投稿を表示しています

(180) 農作業の合間に、三原の新緑、水田、里山風景

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第180回~ 2020/04/30 三原が最も美しくなる時です。 田植え直前の代掻き後の、水を張った田んぼと新緑の里山、ほんの一瞬の透明な景観。 これがあと1ヵ月もすると、蒸し暑く、濃密な草いきれに包まれることになります。 農作業の合間に、私の好きなポイントを、軽トラで回ってきました。 本当は半日くらい、カメラ片手にトレッキングしたいのですが、この時期はその時間がありません。 我が家の前 円山を望む 我が家の二階から 毎年、一番好きなカット 我が家の二階から 石見冠山とクヌギ林 すぐ近くの里山 むこうに見えるのは三瓶山 ここもいいね レッドクローバーを鋤き込む田んぼ 左 甘南備山、右 円山 大江高山を望む

(179) 忙しくなってきたぞ~ 発酵肥料づくりと種籾処理

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第179回~ 2020/04/29、05/06追記 例年に比べ、2、3日遅れ気味ですが、田の畔や畑の草刈りの合間に、米糠の発酵肥料づくりと稲の種籾処理です。 <発酵肥料づくり> 我が家の無農薬有機野菜とエゴマの主力肥料です。 はと目付のブルーシートの上で 米糠70㎏と菜種油粕20㎏を混合 加水、足で踏み、スコップで混合 これを数回 水分率50%程度に 手前は4月初めから予め麹菌(醤油用旭菌)で発酵糖化させておいた米糠 発酵により色が変わり、醤油のような匂いがしています 糖化済み米糠を真ん中に入れおむすび状態に ブルーシートのはと目に紐を通し口を締める (今後「ブルーシート茶巾絞り方式」という) これで発熱発酵が始まります この後2か月間、4、5日おきに口を広げて切り返し 切り返しの時に、下記の使用済みの昭和酵素Hi‐Sの1000倍液を加えます <稲の種籾処理> 04/29 籾を水に浸漬して芽だしをする前に、塩水選別と酵母菌処理を行います。 比重1.15の塩水で浮力選別 浮いた不良種を除きます 塩水選別後 昭和酵素Hi‐Sの1000倍液に浸漬 酵母菌の働きで有害菌不活性化と発芽促進 25~15℃で24時間 05/06 04/29 夕方、酵素処理完了。      即、浸種開始、水温12℃ 2日毎に水換え 05/05 朝、一部、出芽始まる。     午後一番、ほぼ全面的に出芽を確認。     母屋の縁側(板床)に、新聞紙をひいて乾燥開始     夜は離れ部屋(板床)に、シーツをひいて追加乾燥 05/06 朝、籾ネットに取り込み、冷蔵庫野菜室(温度弱)に保管     

(178) 田んぼは、2か月にわたる湛水中

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第178回~ 2020/04/22 田んぼは3月24日に春起こしをし(175回投稿)、注水。その後、1回目の荒代かきをして、現在は湛水中。 この湛水状態を、6月第1週の田植えまで、約2か月間続けるのが、無農薬有機栽培の特徴の一つ(水温上昇、微生物・浮草・藻の発生促進、抑草)です。 4/8 注水後 畦塗 今時、畦を手で塗っているとはと珍しがられる 省力化のため、弱い部分のみを畦塗 毎日、畦を歩くことで弱い所が分かる、水管理が出来る 畦塗道具 手前から鋤簾(必須)、三又鍬、均平 湛水中の田に頻繁に来るのはダイサギ 目元の綺麗な青緑色は婚姻色 くわえているのはオタマジャクシ? 田んぼの隅に吹き寄せられているのは なんだか分かる? 初期状態の浮草と藻 毎日、畦補修と水漏れ管理 浮草と藻が全面に広がる6月上旬が田植え時 それまで湛水、うまく水温上昇しますように

(177) 田畑仕事が忙しくなり始めています 桜が終わり、今日この頃は山つつじが一番美しい

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第177回~ 2020/04/21 久しぶりの投稿です。 新緑と山つつじの出始め、初々しく、一番美しいとき。 田畑の仕事はすぐ後でupすることにして、 まずは清明の自然をご覧あれ。 我が家から白地に向かう山道にて 清明 万物に清新の気が満る中 毎年、ほんの一瞬 山つつじの新芽 この日一番のお気に入り crisp scenery ! 景色の中に入り込むのはこの位にして 田仕事に戻らなくては

(176) 庭の老木 枝垂れ桜 お気に入りの風景

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第176回~ 2020/04/01 庭の老木 枝垂桜を今年も楽しんでいます。 あと十回くらいかな~ なんて。 この景色の向こうに There is something infinitely healing in the repeated refrains of nature —the assurance that dawn comes after night, and spring after the winter. Carson, Rachel. The Sense of Wonder ようやく1時間の青空