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(111)無農薬有機のイネ、エゴマ、野菜の今の状況

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第111 回 ~ 2018/6/30 6月中旬から、農作業が忙しく、久しぶりの投稿です。 イネ 佐左衛門宅の田は、6月14日に田植え、その後、条間の田車押し、株間の八反ズリも終わり、今は深水状態(稗の防止、茎ぞろいをよくするため)です。    田植えの翌日に米糠散布 田植えの一週間後に田車押し 田車です 押すにはちょっとしたコツが 株間の八反ズリ用のホー とりあえず一段落 淡い夕焼け 月も 前面に広がってきた浮草とアミミドロ(抑草、中干後の肥効) これが無農薬田の自然の摂理 自然のめぐりと恵みの中で育つ稲 葉耳(横黄線に見える部分)のすぐ下 約15センチ強の水位 20センチにしたくも畦高足らず エゴマ エゴマの定植もほぼ、半分くらいは終わっている状況。この二日の大雨で畑に入れないのがつらいところです。 竹堆肥育ちの極上エゴマ(103回投稿)のKさん圃場 この広さを一人で畝立て1日、定植1日 大した集中力だね いつも IターンのSさん圃場 今年は竹堆肥活用をよろしく 雑草鋤き込みで効果を上げているAさん圃場 手前は露地育苗の立派な苗 野菜 佐左衛門宅の自然園畑では10種類くらいの野菜が育っていますが、一週間前からズッキーニの収穫開始、トマトは今までのところ順調で、7段目の花が付き始めています。トマト収穫開始は10日後くらい。 手前ズッキーニ、奥トマト

(110) 花桃の里(YYさん)では、今、花菖蒲と睡蓮が見ごろ

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第110 回 ~ 2018/6/17 花桃の里(YYさん)では、四季を通して色んな花が咲いていますが、今は、花菖蒲と睡蓮が見ごろ。 去年の風景は第37回投稿をご参照。 よく手入れされた杉林を背景に ずーっと昔からまずこの花に目が行きます 花桃の里から下手を望む 花菖蒲園から山道を上がる途中には笹ユリの群生。 時期を少し過ぎているので、綺麗なのを選んで さらに上がった所に、睡蓮池。 ちょうど、部分的に朝日が差し込み、なんとも幽玄な雰囲気。 写真を整理し、あらためてじっと見ていると、睡蓮池の小宇宙の奥底に引き込まれる感あり。 やっぱり自然のめぐりと恵みは、 The Sense of Wonderの世界だよね~。 この精妙・優雅・妖艶なつくり 透明感のある薄桃色の陰影 黒い水底からポッカリ 花により微妙に色合いが違います 艶やかな桃色 やや紫がかりたるも良し

(109) 佐左衛門宅の田植え完了(栽培期間中 農薬・化学肥料不使用)

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第109 回 ~ 2018/6/17 例年通りのスケジュールで、14日に田植えが終わりました。 (昨年は、31、33投稿ご参照) 15日には、米糠を散布。 一週間後には田車押しです。 さあ始めるぞ 4.5葉の成苗 448穴のセルポット 二条、歩行型のみのる産業の田植え機 コシヒカリより美味という「縁結び」 太ももの痙攣、田植え機の故障とややてこずりましたが とりあえず完、あと補植 補植完 無農薬・有機栽培に見られる 浮草やアミミドロ(抑草効果、中干後には肥料)が広がりつつあります 硬質米「イセヒカリ」 田植え中 三原の「どぶろく五砦」の麹米 米糠散布も完了 米糠の有機酸が稗の発芽抑制 手前 イセヒカリ、奥 縁結び

(108)エゴマ苗の成育状況

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第108 回 ~ 2018/6/1 エゴマ苗の成育状況をご紹介しましょう。 今年は5月に寒い日が何日もありましたが、ほぼ順調の様です 。 エゴマ(ハウス育苗) 第105回投稿でご紹介した、Tさんハウスの共同育苗床の状況です。もう間引きも終わっています。 ハウス内全景 間引きも終わって こちらは発酵肥料のKさんハウス 現在間引き中 エゴマ(露地育苗) 雑草の鋤き込みで土づくりをして、効果を上げつつあるAさん圃場。 間引き完了 圃場手入れも完了 最も生産規模の大きいKさん圃場の一部。 それにしても広い、よくこの規模が出来るもんだ、と来るたびに思います。 間引き完了 現在、圃場手入れ中

(107)三原の郷_未来塾の活動を川本町役場が予算化

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第107 回 ~ 2018/5/31 このブログで何度もご紹介していますが(第10回、75回投稿等)、三原の郷未来塾は、「地域づくりを通じた地域の支え合い」活動を活発に行っています。 未来塾 地域づくりを通じた地域の支え合い 昨年度から今年度にかけて、未来塾にとって大きな出来事が二つあります。 一つ目は未来塾の活動について、川本町が予算化してくれたこと。 ●未来塾、健康福祉課、教育委員会の協働による、公民館での月2回のサロン運営について役場が予算化。   ●未来塾メンバー(Iターンの若手主婦2人を含む)での公民館の管理運営、未来塾と教育委員会連携の地域をテーマとした教育活動展開について、教育委員会が委託業務として予算化 もう一つは、この分野 での大先輩である、NPO法人たすけあい平田(有償ボランティア活動において、おそらく国内でも最も先進的)の熊谷美和子理事長という知己を得たことです。 熊谷さん、今後とも、色々と議論させて下さい。 たすけあい平田 5月25日、 未来塾の構成員に加え、役場の健康福祉課、教育委員会からの出席により、 未来塾の第一回定期総会を開催しました。 今後も「まず動く」をモットーに、みんなでヤルゾー。 2018/5/25 未来塾定期総会 川本北公民館にて

(106) 田んぼの生きもの調査 イトミミズがトロトロ層を形成中

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第106 回 ~ 2018/5/16 我が家の田は、有機的栽培(栽培期間中 農薬・化学肥料不使用)を始めて、今年で3年目。 目を凝らして田んぼの中を見ていると、とうとうイトミミズ発見。 よく来てくれた イトミミズよ。 岩澤信夫さんの著作「究極の田んぼ」にあるように、有機的稲作では、これが居なくては始まらないよね。 このイトミミズの糞で出来るトロトロ層には、抑草と肥料の二つの意味があります。 ・イトミミズの排泄物は、トロトロ層となり、厚さ5センチにもなり、当然雑草の発芽は抑制されます。またイトミミズの排泄物には膨大な肥料分(有機態窒素…注by佐左衛門)が含まれており、それが地力窒素(イネの全吸収窒素のうち地力窒素7、施肥窒素3 …注by佐左衛門 )となります。 ・イトミミズは水深5センチから10センチくらいのところまで頭を下げ、土の中の有機物と微生物を餌として、泥と一緒に飲み込みます。 ・そして水中に立てている尾から、ひっきりなしに排泄物を吐き出します 。尾の先には呼吸器があり、水中の酸素を取り入れています。          出所:岩澤信夫著「究極の田んぼ 耕さず肥料も                 農薬も使わない農業」 上のやや左にイトミミズ 右下が浮草 尻を上に出してユラユラ 活発に泥を食べて排泄&呼吸中 棒状のものはイトミミズの糞塚(?)

(105) 農作業あれこれ エゴマ、米、野菜類

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第105 回 ~ 2018/5/16 農作業が本格化しています。 エゴマ Tさん宅のハウスで、共同育苗用の種まきです。 Tさん宅のハウス 忙しそう カメラを持ってフラフラ出来ないな これは 播種はこうして(もう一つの方法もあり) 310トレイ(128穴)を並べていきます 約1町5反分の苗 米 Mさん宅の苗床、マット式からセルポットの露地育苗に転換です。 苗床全景 畦にいるのは見回り中の小太郎 4月12日播種 4月19日苗床に もうじき4.5葉で苗完成 我が家の栽培期間中農薬・化学肥料不使用の稲づくり。 5/14朝 発芽につきシート撤去 5/6播種 夕方までには もうここまで成長 夕景