2017/10/2
10月1日は、晩生のイセヒカリの稲刈りです。
刈り取り直前のイセヒカリ |
株が大きすぎて
第53回投稿でお話ししましたように、今年もイセヒカリは分げつ旺盛で、一株茎数が約45(植苗は2~3本/株)くらいです。刈り取り以降は、JASの米農家Mさん(第35回投稿)にお願いしているのですが、刈り始めて15メートルくらい行ったところで、ピッピッピッとコンバインの警告音。脱穀後に裁断された稲わらが、コンバイン内に詰まっています。
株が大きく、しかもイセヒカリは茎太のため、3条刈りでは裁断後の稲わらの量が多すぎるようです。そこでの対応策: 外周は裁断せずに、脱穀後の稲わらをそのまま排出/外周を刈り終えたら、3条刈ではなく、2条刈を行う。
そういうことで、稲刈りは無事終わったのですが、外周部に稲わらがズラーと並んでます。さてどうしたものか、秋起こしをやる前になんとか処理しなくては。
稲わら高速押切り
一か所に集めて焼いてしまおうかとも思ったのですが、有機物として田に返したいので、草刈り機で裁断してみよう。チップソーではなくシッカリ研ぎこんだ笹刈り刃(丸鋸状態)を使います。チョンチョンと笹刈り刃を垂直に当てていくと、オー切れる切れる。しばらくやっているうちに、閃き。チョンチョンと当てるのではなく、刃を当てたままズルーと前に押し出したらどうか。これが大正解、稲わら高速押切りです。あっという間に、裁断完了。
何事も工夫だよね、と大満足。農作業や山仕事では、こうした工夫による充実感が大切なようです。
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