2021年4月13日火曜日

(201) ハンナのEC計とpH計で、エゴマ圃場の土壌分析~竹堆肥による土づくり効果大

 里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第201回~ 

2021/04/13

ハンナ・インスツルメンツの、土壌にダイレクトに挿して計測できるEC計とpH計で、無農薬有機エゴマ圃場の土壌分析をしました。

EC計(右) pH計(左)
手軽で非常に便利、優れモノ


13人のエゴマ圃場の土壌分析結果:

竹堆肥を約7年間、継続して施用しているKさんの圃場が、他圃場に比べ際立ってEC値が高く、pH値が中性に近く、良い土壌であるようです。

Kさんの圃場のエゴマは、この数年来、品質、数量ともに、この辺りでトップクラスです。

EC値(mS/cm)pH値
Kさん0.377
0.366.9
Nさん0.085.5
0.095.4
Sさん0.155.4
0.095.3


その因果関係は、次のようなものではないでしょうか。

難分解性の繊維質(リグニン)を多く含む堆肥を3、4年以上入れ続けると、土壌中にリグニン由来の腐植(フショク)が出来る➡腐植を多く含む土壌はCEC(土壌保肥力)が高い➡CEC(土壌保肥力)の高い圃場の方がEC値(肥料成分)、pH値ともに高くなる➡良い圃場となる


興味のある方は、次のリンク先をご参照。もう少し詳しく説明しています。




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