里山と田畑と暮らしと in Shimane 島根 ~三原の郷づくり 第39回~
2017/6/19日原案作成、その後の修正(20日、21日、22日、23日、24日、27日)
三原の郷づくりワークショップを、今年の秋12月2日(土)に開催したいと思います。
都合により、開催日を11月25日から12月2日に変更させていただきます。
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三原の郷づくり 全体イメージ |
第8回投稿で次のように書きました。
- この3月で「三原の郷プロジェクト」の発展的終了➡「三原の郷づくりワークショップ」の実施
- 2017年より毎年一回(秋)、各自主組織のその年の活動の方向性の相互確認、外部との交流を通じて郷づくりを強化する
- 手の届きにくい成功事例ではなく、身近な事例としての「三原の郷づくり」について、地元三原の実施者が手づくり報告
- 他地域で郷づくりを志す人々、新規就農希望者、農的生活を希望する都市住民、滋味健食を求める消費者などに来てもらい、議論し、共感し、その後どぶろく(三原どぶろく特区立ち上がり)も楽しみ、お互いにネットワークを広げたい
もう6月ですので、ワークショップ実施の第一次案を公表し、11月にむけて、参加していただく皆さんと意見交換しながら、内容をブラッシュアップしていきたいものです。
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三原の郷づくりワークショップ 第1次案_2017/06/27修正版
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<日時・場所>
2017年12月2日(土) 10:00~16:00、三原郷づくりセンター
17:00~やんちゃんの里(農家民泊)で調理体験・食事・懇談(間に合えばどぶ ろくが飲めるかも)
<参加費>
お昼代を○○○円いただきます。お昼は発表テーマでもある三原の定番伝統食
<郷づくりの全体イメージ>
新規就農者が魅力を感じる農業と自然があり、ここに住みたいと思える住民の支え合いがあり、人と人・人とこの地の自然を繋げる食があり、こうした面白い今には思いをはせたい歴史がある
<ワークショップのスタイル>
・下記の問題意識で、郷づくりを行っている三原の住民が、1人20~30分程度発表
・各発表テーマについて出席者参加でワイガヤ(ワイワイガヤガヤ)
・午前中:有機的農業、午後:生活支え合い、食と歴史
<発表テーマの問題意識>
★有機的農業
<エゴマ>
・エゴマの全国ブランド化が可能になった要因を再確認し、ブランドの維持・拡大を図る
→先駆者に聞く
・新規就農者の受け入れには組織的な対応(住む場所、栽培研修、加工研修、販路確保、農地斡旋、各種補助金の活用など)が必要だが、その受入れ体制の検討・整備状況を報告
・無農薬有機(又はそれに近い)のエゴマ栽培・収穫の方法は画一的ではなく、各人が色々な工夫をしている。その工夫の事例集をつくり、公表、活用する。
・収穫後の貯蔵管理、搾油のポイントを個人的なノウハウから共有知へ。
<米>
・無農薬有機米栽培が広がらない最大の理由は「手間がかかる」だが、その打開策はあるのか
→先駆者に聞く
→無農薬有機米の省力栽培技術紹介: 民間稲作研究所_稲葉光國方式、それが可能な条件(秋起こしのための乾田化の程度、深水管理のための豊富な水、水持ちの程度など)、その条件を満たす圃場はどのくらいあるのか
・無農薬有機米の販売ルート開拓の余地はどの程度あるのか
・環境保全型農業振興のために、町役場にはどう動いてもらうか
★生活支え合い
・動く住民自主組織(三原の郷_未来塾)を作ってきた基本パターン「とにかく動いてみる→色々なこと(ヒト、こと)が見えてくる→見えてきたことを議論する→議論したことを仕組みにする」の現状を再確認し、支え合いをさらに広げていくための方策を考える。
・社協、自治会等の既存組織との協働・調整をどうするか
→島根県にもある全国的先進地域(出雲市平田地域)に学ぶ
・地域医療(地域包括ケアシステム)の視点で町役場、仁寿会等とどう協働するか
→ 看取り医療・介護・予防・住まい・生活支援の連携を生活圏域で強化していく必要あり
★食と歴史
・人と人、人と自然を繋げる三原の伝統食(滋味健食)の定番づくり
・今があるから歴史もある→歴史と「面白い今の三原」をどう結びつけ外にアピールするか
→例えば「自然農園巡りと弥生以来の三原の歴史トレッキング」
・三原のどぶろくづくり談義→こういうどぶろくを作りたいんだ~作り手と住民の思い
★★ 日々修正していき、6月中に第一次案として完成予定。★★