2017年6月10日土曜日

(31) 田植えと畑の定植が重なり大忙し

里山と田畑と暮らしと in Shimane 島根 ~三原の郷づくり 第31回~

2017/6/10

6月9日、無農薬有機稲の田植え開始です。慣行農法に比べ、約1か月遅れですが、これには理由があります。
  ・露地で健全な太い苗を育てるため、ある程度高い気温が必要
  ・水温上昇で発芽した稗を2、3回 代掻きで土に練り込む
  ・アミミドロ(光をさえぎってコナギの発生を抑える)やイトミミズが発生し抑草効果を発揮するに   は、田植え前に20℃まで水温が上昇する必要あり
 
今年の苗は、有機液肥を3、4日ごとに散布したためか、生育も順調で、播種後約30日で4.5~5葉の成苗となりました。
このガッシリとした若草色の苗を見てください。

運搬用ハンガーにポット苗箱をセット
一般的なマット苗と比べ、次のような特徴があります。
  ・マット苗は2~3葉の稚苗、ポット苗は4.5~5葉の成苗
  ・したがって太くガッシリとして長いため、田植え直後から深水ができる(稗の発芽抑制)
  ・ポット苗には根鉢(根と土のかたまり) が付いているので、田植え後の活着が早い
  ・疎植で分げつが旺盛
ポット苗箱と根鉢付きのガッシリ苗
歩行型の二条植え機での田植えです。 昨年の日記の田植え機操作のポイントを読んだうえで作業開始、しかし思い出すのに2~3列かかる。もう少し詳しく書いておかねば。
田植え機です
ゆったりと尺角植え
畑の方も定植が続いており、休む暇がありません。

鶏頭の花 定植 上にかけているのはフラワーネット
エゴマの苗 間引きが必要























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