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5月, 2018の投稿を表示しています

(107)三原の郷_未来塾の活動を川本町役場が予算化

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第107 回 ~ 2018/5/31 このブログで何度もご紹介していますが(第10回、75回投稿等)、三原の郷未来塾は、「地域づくりを通じた地域の支え合い」活動を活発に行っています。 未来塾 地域づくりを通じた地域の支え合い 昨年度から今年度にかけて、未来塾にとって大きな出来事が二つあります。 一つ目は未来塾の活動について、川本町が予算化してくれたこと。 ●未来塾、健康福祉課、教育委員会の協働による、公民館での月2回のサロン運営について役場が予算化。   ●未来塾メンバー(Iターンの若手主婦2人を含む)での公民館の管理運営、未来塾と教育委員会連携の地域をテーマとした教育活動展開について、教育委員会が委託業務として予算化 もう一つは、この分野 での大先輩である、NPO法人たすけあい平田(有償ボランティア活動において、おそらく国内でも最も先進的)の熊谷美和子理事長という知己を得たことです。 熊谷さん、今後とも、色々と議論させて下さい。 たすけあい平田 5月25日、 未来塾の構成員に加え、役場の健康福祉課、教育委員会からの出席により、 未来塾の第一回定期総会を開催しました。 今後も「まず動く」をモットーに、みんなでヤルゾー。 2018/5/25 未来塾定期総会 川本北公民館にて

(106) 田んぼの生きもの調査 イトミミズがトロトロ層を形成中

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第106 回 ~ 2018/5/16 我が家の田は、有機的栽培(栽培期間中 農薬・化学肥料不使用)を始めて、今年で3年目。 目を凝らして田んぼの中を見ていると、とうとうイトミミズ発見。 よく来てくれた イトミミズよ。 岩澤信夫さんの著作「究極の田んぼ」にあるように、有機的稲作では、これが居なくては始まらないよね。 このイトミミズの糞で出来るトロトロ層には、抑草と肥料の二つの意味があります。 ・イトミミズの排泄物は、トロトロ層となり、厚さ5センチにもなり、当然雑草の発芽は抑制されます。またイトミミズの排泄物には膨大な肥料分(有機態窒素…注by佐左衛門)が含まれており、それが地力窒素(イネの全吸収窒素のうち地力窒素7、施肥窒素3 …注by佐左衛門 )となります。 ・イトミミズは水深5センチから10センチくらいのところまで頭を下げ、土の中の有機物と微生物を餌として、泥と一緒に飲み込みます。 ・そして水中に立てている尾から、ひっきりなしに排泄物を吐き出します 。尾の先には呼吸器があり、水中の酸素を取り入れています。          出所:岩澤信夫著「究極の田んぼ 耕さず肥料も                 農薬も使わない農業」 上のやや左にイトミミズ 右下が浮草 尻を上に出してユラユラ 活発に泥を食べて排泄&呼吸中 棒状のものはイトミミズの糞塚(?)

(105) 農作業あれこれ エゴマ、米、野菜類

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第105 回 ~ 2018/5/16 農作業が本格化しています。 エゴマ Tさん宅のハウスで、共同育苗用の種まきです。 Tさん宅のハウス 忙しそう カメラを持ってフラフラ出来ないな これは 播種はこうして(もう一つの方法もあり) 310トレイ(128穴)を並べていきます 約1町5反分の苗 米 Mさん宅の苗床、マット式からセルポットの露地育苗に転換です。 苗床全景 畦にいるのは見回り中の小太郎 4月12日播種 4月19日苗床に もうじき4.5葉で苗完成 我が家の栽培期間中農薬・化学肥料不使用の稲づくり。 5/14朝 発芽につきシート撤去 5/6播種 夕方までには もうここまで成長 夕景

(104)花桃の里 YYさんの小宇宙~人に知られぬ春の日の霞の奥をたれか知る

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第104回 ~ 2018/5/13 第97回投稿の続き、花桃もの里_YYさんの小宇宙の今です。 イメージはまさに…… 手前からアヤメ その横は花菖蒲園(これがまた見事~第37回投稿参照) 真ん中奥に ワレモコウ吾亦紅 右て奥にはジャーマンアイリス アヤメ 凛として ジャーマンアイリス 嫋やかだね~ 嫋々たる風情 吾亦紅 小道を上った林の奥には 桃色の花咲くという水連の池 この池の奥にはカキツバタ園

(103)竹堆肥育ちの極上エゴマオイル発売~三原の郷づくり弾み

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第103回 ~ 2018/5/12 川本エゴマの会 竹下禎彦さん製造のエゴマオイルは、当地にとってありがたいことに、全国ブランドとなっています。 (その経緯については第75回投稿、ワークショッププログラム1をご参照) その竹下さんのエゴマ油で、今回、竹堆肥と発酵肥料で土づくりにこだわった極上エゴマを使ったオイルの発売です。売れ行きも上々の様。 ここまで漕ぎつけて頂いた竹下さん、エゴマ生産者の釜田さん(竹堆肥研究会のメンバーでもある)、有難うございます。 三原の郷づくりネットワークでは、竹堆肥利用による有機農業を、郷づくりの大きな柱のひとつと位置付けています。 今回のことで、当地の有機農業にも弾みがつきますように。 左の黒瓶が高温焙煎搾り 右の透明瓶が生搾り 三原の郷 円山を背景に 製品添付のカタログ1 製品添付のカタログ2

(102)有機米(栽培期間中 農薬・化学肥料不使用)の苗床づくり完了

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第102回 ~ 2018/5/6 「孫は来て良し、帰って良し」、5月連休も終わり、農作業本格化です。 一昨日はトマト苗の鉢換え、ズッキーニ、ナス、カボチャ(自家用3種、カボチャ祭り用6種類)の播種。 あと二週間もすれば、ハウス内が苗だらけ 昨日の午後からは、稲の苗床づくり(昨年は、第20回投稿参照)。 慣行農法では、今が田植えの真っ最中ですが、自然の摂理に沿う有機農法では昔通りに約1か月ずれます。 みのる産業の手動播種機 448穴のセルポット 軽トラでそっと田んぼまで ドスンとやると穴から種が浮いてしまいます 根切りネットを敷いた苗床 セルポット設置完了 イセヒカリ16枚、縁結び33枚 二種類の雨除け、保温、保湿用シートを掛けて完了 約1週間後に出芽

(101) 子供たちとタケノコ掘り&丸焼きクッキング ~食は人と人、人と自然を繋げる~

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里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第101回 ~ 2018/5/3 4月28日は、小学生や保育園児たちと、タケノコ堀りと丸焼きクッキング。 「食は、人と人、人と自然を繋げる」を実感した一日です。 さあ始まり 教育委員会のSさん ごあいさつ みんなのお世話をする未来塾の強力スタッフ7人 高校生も助っ人参加 たけのこ山までテクテク いい気持ちだね さあ着いたぞ Tさん宅の竹林でたけのこ堀り 始め 今年は三原中でタケノコが少ない年で、その少ないタケノコをほとんどイノシシが食べてしまいます。 そうした中で、Tさん宅の竹やぶは、原木シイタケ栽培のために周りが寒冷紗で囲ってあることもあり、例外的にタケノコが沢山ありました。 Tさんご夫妻、有難うございました、助かりました。 タケノコ皮むき みんな根気があるね~ 左のかまどの大鍋(米糠湯)でタケノコのアク取り 右の何やら円錐形の大きなものは? 下四つ目の写真参照 丸ごとクッキング アルミホイールでタケノコとおいしい具を巻いて 丸ごとクッキング 丸ごとくっきんぐ 丸ごとクッキング 無煙炭化器のたき火のなかで蒸し焼き お昼だぞ~ おむすび 丸ごとクッキング みんな いい食べっぷり 作ってくれた未来塾の料理上手のバアチャン達 ありがとう 今日の感想を書いて、話して オシマイ 高校生の皆さんお手伝い有難う また来年