2017/9/28
第50回投稿でご紹介しましたが、8月5日に、川本エゴマの会のメンバーに集まっていただき(Tさん宅会議室)、「新規就農者の組織的受入体制」、「栽培・収穫作業の協働化」の検討会(第一回)を開きました。
川本エゴマの会として、この作業の協働化を、部分的にでも取り入れる必要が出てきています。
今日は、会のメンバー4人(TKさん、KKさん、NSさんと私佐左衛門)が、体調を崩しているYさん圃場でエゴマの刈り取りの手伝いです。
8時30分作業開始、11時ちょうどに、刈り取ったエゴマを仮置き場に集めてとりあえず終了。
小雨のなかで |
江川支流の河岸の圃場 冬季は水をかけ流す |
Yさんは、エゴマ圃場(昔は田んぼ)を冬季湛水(ほぼかけ流し)するという、ユニークな農法で連作障害を回避してます。
・エゴマは連作障害が出にくいと云われますが、もっぱら発酵鶏糞等(肥効は高いが、c/n比が低く、微生物活性化力小)に頼って連作している場合は障害(収量減、甘み・こくの低下)が出ている。こうした丹精込めた圃場は、大事にしたいよね~。
・枯草、落ち葉等のc/n比の高いセルロース系堆肥を鋤き込んでいる圃場は、障害なし(土中微生物が多様化・活性化によると思われる)。
・冬季湛水後の畑で連作障害が出ないのは、田んぼと同じ理屈(乾いた状態=酸化状態と水の入った状態=還元状態が繰り返されることで微生物のバランスが良くなる)。