2017年4月17日月曜日

(10) 今までのこと 郷プロ「三原の郷_未来塾」 支え合いの地域・人づくり


里山と田畑と暮らしと in Shimane 島根  ~三原の郷づくり 第10回~

「三原の郷_未来塾」の設立の経緯と活動状況を、ご紹介します。

最近、さわやか福祉財団の堀田さん等の編著「私たちが描く新地域支援事業の姿~地域で助け合いを広める鍵と方策」を読んでびっくり。
基本的には未来塾の今までの動きそのものではないですか! 意を強くしました、堀田さん、さわやか福祉財団の皆さん。


活動経緯
  • 2013~2014 ワークショップを7回開催し三原地域における課題と将来展望をテーマごとに整理
  • 2014年11月生活暮らしグループとして結成
  • 2015年1月 独居世帯聞取り調査
  • 2015年4月 井戸端サロン開設
  • 2015年8月 暮らし応援隊(草刈り作業、墓掃除開始)  
急斜面の草刈り完了

  • 2015年9月 サロン開設(月1回)9時~16時定例化する
  • 2016年4月 サロン開設(月2回)
    健康福祉課、教育委員会、社会福祉協議会との集いの場の協働開始(9時~16時)
         ✓健福課との協働6回:
       ワイガヤサロンで健康づくり・介護予防、骨密度や体組成測定、
       高血圧・脂質異常症・糖尿病予防の調理実習等

骨密度・体組成測定
          ✓教育委員会との協働:
       みんなで、自然の巡りと恵みをいただき・感じ・学ぶ→自発的生涯学習、山菜取り、
       竹は宝だ竹フェス、かぼちゃ祭り、しめ縄づくり、
                滋味健食(三原のまき、雑煮)、小笠原歴史探訪など
かぼちゃ祭り

      ✓仁寿会との協働:
        口腔の健康づくり

     ✓社協との協働
        体力測定や手芸教室など
  • 役場の予算化で事業継続


ワイガヤサロンが活動の基本
  • 居心地の良いサロン(安くて旨いコーヒー+くつろぎのサロンマスター)で婆ちゃん、爺ちゃんがワイワイガヤガ
  • そうした中から、次のプログラム企画、草刈り・小さな手助けなどの暮らし応援隊依頼なども出てくる
  • ワイガヤサロン
  • ワイガヤを通じた自発的な活動、支え合いは、日々の生活にメリハリを持たせ、 ひいては介護予防にもつながる


未来塾の強みと課題
  • Coordinators
     ・未来塾のコーディネーターは1人ではなく複数の5人
     ・現場力抜群、住民の信頼、顔の広さ、
      くつろぎのサロンマスター
     ・狭いようで広い田舎への対応
  • Coordinatorsが、自ら動くことから全てが始まる
     ・動く→見えてくる→考える→皆でワイガヤ議論→動く(共感者も出てくる)
     ・今後もこのサークルを回し続けることが重要、連鎖的な拡大を狙う
     ・実質的なCoordinators出現: 約10人 現場力のある婆ちゃんはまずプログラム参加
      →次には企画運営に自主 参加、こうした人が未来塾の構成員として参加
     ・未来塾への登録を依頼中、口コミなどにより組織を拡大していきたい

























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