「三原の郷_未来塾」の設立の経緯と活動状況を、ご紹介します。
最近、さわやか福祉財団の堀田さん等の編著「私たちが描く新地域支援事業の姿~地域で助け合いを広める鍵と方策」を読んでびっくり。
基本的には未来塾の今までの動きそのものではないですか! 意を強くしました、堀田さん、さわやか福祉財団の皆さん。
■活動経緯
- 2013~2014 ワークショップを7回開催し三原地域における課題と将来展望をテーマごとに整理
- 2014年11月生活暮らしグループとして結成
- 2015年1月 独居世帯聞取り調査
- 2015年4月 井戸端サロン開設
- 2015年8月 暮らし応援隊(草刈り作業、墓掃除開始)
急斜面の草刈り完了 |
- 2015年9月 サロン開設(月1回)9時~16時定例化する
- 2016年4月 サロン開設(月2回)
健康福祉課、教育委員会、社会福祉協議会との集いの場の協働開始(9時~16時)
ワイガヤサロンで健康づくり・介護予防、骨密度や体組成測定、
高血圧・脂質異常症・糖尿病予防の調理実習等
骨密度・体組成測定 |
みんなで、自然の巡りと恵みをいただき・感じ・学ぶ→自発的生涯学習、山菜取り、
竹は宝だ竹フェス、かぼちゃ祭り、しめ縄づくり、
滋味健食(三原のまき、雑煮)、小笠原歴史探訪など
かぼちゃ祭り |
✓仁寿会との協働:
口腔の健康づくり
✓社協との協働
体力測定や手芸教室など
- 役場の予算化で事業継続
■ワイガヤサロンが活動の基本
- 居心地の良いサロン(安くて旨いコーヒー+くつろぎのサロンマスター)で婆ちゃん、爺ちゃんがワイワイガヤガ
- そうした中から、次のプログラム企画、草刈り・小さな手助けなどの暮らし応援隊依頼なども出てくる
- ワイガヤを通じた自発的な活動、支え合いは、日々の生活にメリハリを持たせ、 ひいては介護予防にもつながる
ワイガヤサロン |
■未来塾の強みと課題
- Coordinators
・未来塾のコーディネーターは1人ではなく複数の5人
・現場力抜群、住民の信頼、顔の広さ、
くつろぎのサロンマスター
・狭いようで広い田舎への対応
- Coordinatorsが、自ら動くことから全てが始まる
・動く→見えてくる→考える→皆でワイガヤ議論→動く(共感者も出てくる)
・今後もこのサークルを回し続けることが重要、連鎖的な拡大を狙う
・実質的なCoordinators出現: 約10人 現場力のある婆ちゃんはまずプログラム参加
→次には企画運営に自主 参加、こうした人が未来塾の構成員として参加
・未来塾への登録を依頼中、口コミなどにより組織を拡大していきたい
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