2017年4月26日水曜日

(17) トマトの接ぎ木苗づくり

里山と田畑と暮らしと in Shimane 島根  ~三原の郷づくり 第17回~

私はトマトが好きで、帰農して以来この5年間作り続けています。

中玉のシシリアンルージュ(極上調理用)、シンディスイート(甘酸がはっきり、生&調理)、ミニトマトのロッソナポリタン(生&調理、シシリアンと混ぜるとさらに良し)、ピッコラカナリア(高糖度13度)の4品種が、わが自然(ジネン)園の定番です。

上の段がトマト畑

旬の7、8月の生食もいいのですが、瓶詰ピューレが非常に重宝です。シシリアンルージュ やシンディスイートを湯むきし、煮詰めて、ピューレ状態で脱気瓶詰めしておくと、長期間(1年?)楽しめます。

これらの4種類のトマトを固定畝で約300本作っているのですが、連作障害の青枯れ病に悩まされています。竹堆肥、竹炭、落ち葉堆肥、自家製ぼかし肥料などを畝に毎年入れ続け、高畝にしていますが、収穫最盛期の直前に約3、4割がやられてしまいます。

そこで今年からは、接ぎ木苗にせざるを得ないなと。
台木はタキイ種苗のグリーンガード(TM-2a、我が家の4種のトマトに適合)を使います。


接ぎ木用の必須道具 ジョインホールダ―(上) 接ぎ木ガイドカッター(下)

台木を斜めカット

ジョインホールダーをセット

子葉の下から斜めカットした穂木(我が家の4種トマト)をつなぎ 霧吹きで水スプレー
約200本の接ぎ木完了


これで直射日光や風を当てずに、約4日間くらい養生します。

翌朝、作業小屋に行ってみると、皆、ピンと立っている、こりゃ大丈夫だな、よしよし。






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