2017年4月25日火曜日

(16) 種籾の選別・酵母処理・浸漬

里山と田畑と暮らしと in Shimane 島根  ~三原の郷づくり 第16回~


無農薬有機稲作は、慣行農法(農薬・化学肥料)に比べ、1か月遅れの6月上旬が田植えとなります。これには合理的な理由があるのですが、それはおいおいお話ししましょう。

去年は比重1.13の塩水で種籾を選別したのですが、 今年は1.15とより厳しくやります。


比重1.15の塩水

比重計

浮いているのが不良籾 沈んでいるのが良籾

良種もみを良く水洗いし、塩分を除き、酵母処理開始。
酵母菌を培養した液に種もみを漬けると病原菌が不活性化し、また、酵母菌の働きで苗の生育も良くなると言われています。 私は昭和酵素Hi-Sの1,000倍液を使います。


バスタブの中で、25度 24時間
酵母処理後、すぐに真水に浸漬開始。水温13~15度で、積算100日℃(水分率25%となり発芽)を目指す、今日の水温は15度。









0 件のコメント:

コメントを投稿