2021年4月29日木曜日

(207) 年中行事 発酵肥料づくり、仕込み完了(2021/04/26)

             一人絵日記

      里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 

         ~三原の郷づくり第207回~ 

2021/04/29

例年通り、4月26日、米糠と菜種油粕を使った発酵肥料の仕込みを終えました。

4,5日後にブルーシート茶巾を開いて第一回目の切り返し。

米糠、油粕 各40㎏

米糠と油粕を混合
真ん中にあるのは米糠麹
(味噌・醤油用の麹菌で米糠を2週間発酵済み)

米糠麹を真ん中にし、周りを混合米糠・油粕で
おにぎり状態に
ブルーシートを絞り茶巾で完了


(206) 年中行事開始、28日、種籾の塩水選別と酵母処理

              一人絵日記

      里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 

         ~三原の郷づくり第206回~ 

2021/04/28

この数年間、4月28日は稲種籾の塩水選別&酵母処理の日です。

まずは塩水処理

塩水で成長不良、バカ苗などの種子を除きます。
現在使用している比重計(塩水撰種計)によると、もち米(1.08~1.10)、うるち米(1.10~1.13)、大麦(1.13~1.15)、小裸麦(1.2~1.23)。

我が家では、1.15というかなり高い比重で、不良種子を浮かべます。
選別終了後、良種子を数回水洗い、塩分を抜き次の工程へ。

濃塩水で浮かんでいるのが不良種籾
良いものが底に沈んでいます

12:30選別終了

今年も比重1.15

これが比重計
別名 塩水撰種計

二番目の工程が酵母処理

昭和酵素Hi-Sなるものの1000倍液(15gを15ℓの微温湯、25℃)に24時間、浸種します。
酵素反応で有害菌を不活性化、酵母菌が種子の発芽・根張り促進といった効果があるようです。

風呂桶の中で16時開始
明日の16時まで


















2021年4月27日火曜日

(205) デスクトップPCのCドライブ装換、半月掛かってようやく成功!! PCの中も大掃除。

            一人絵日記

      里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 

         ~三原の郷づくり第205回~ 

2021/04/27


120GBのCドライブのSSD(2012年購入、よくもったものです)を500GBへ装換、色んなトラブルをかいくぐり、半月後、今日ようやく成功。やったぞー。

詳しい人から見ると、「何やってんだか~、そんなの当たり前だろ」、といった感じでしょうけれど。

簡単に出来ると思っていたのですが、次から次へと問題が。
ネット上で調べまくってようやく解決、久しぶりにパソコンの勉強になりました。
忘れないうちの色々なポイントを整理しておかなくては。下記の3点はそれらのうち、最も影響大のものです。

  • legacy BIOSが立ち上がらない➡無線のキーボードを有線(USB、PS/2)のキーボードに変更、無線だとdelキー連打信号のタイミングが合わないよう。BIOSがUEFIなるものに進化しているのも初めて知った。
  • USB接続外付けSSD(Cドライブのwindows systemと各種アプリケーションのクローン)をBIOSが認識しない➡Windowsはsystem本体の入ったクローンSSDはpc内蔵でないと認識しない、1アプリ・1pcのためだろう。windowsのUSBメモリーの回復ディスクは外付けで立ち上がるので(当たり前か)、紛らわしい。
  • 内蔵にしてもBIOSがSSDを認識しない、なぜかデータ用のDドライブのHDを認識している➡DドライブのHDを取り外して再起動すると、SSDを認識

めでたくCドライブが500GBに、空き容量が368GBもあり(今まではたったの15GB程度)、極めて快調。
これであと数年間はをこのPCが使えるぞ。

達成感あり
Samsung SSD 870EVO 500GB確認




2021年4月24日土曜日

(204) 我が家の無農薬有機田でカイミジンコ、カイエビ? 発見

             一人絵日記

      里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 

         ~三原の郷づくり第204回~ 


2021/04/24

水を入れてから約20日、水温もかなり上がってきました。
ぼちぼち色んなものが出てくるぞと、我が家の無能薬有機田を畦から観察して回ると、何やら水中にいます。

よく見ると、田んぼのいたるところで発生している。

米粒の1/4、小さいエゴマ粒くらい
カイエビ、カイミジンコ?

近くでは活発に動き回っているものも


カイエビ、カイミジンコともに水田環境の生きもの評価リストにおいて、農薬に非常に弱い生物とされています。大事にしなくてはね。


2021年4月22日木曜日

(203)雨上がりの新緑の朝

             一人絵日記

      里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 

         ~三原の郷づくり第203回~ 

2021/04/21

新緑に囲まれる嬉しい季節到来。

極上の風景がほんの一瞬、毎年確実に繰り返される。

38億年の生命誌。

同じ風景を毎年撮っていますが
今年はいいね~

<徳富蘆花 自然と人生>


この間、インドにいる孫娘(10歳)とスカイプしていたら、
孫娘曰く「ジイジのはブログではなく一人絵日記だね」。

なるほどねと、タイトルに「一人絵日記」を付け加えることにしました。

2021年4月14日水曜日

(202) 田んぼは1回目の代掻き、シュレーゲルアオガエルの心地よい鳴き声

 里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第202回~ 

2021/04/14

1回目の代掻き完了、シュレーゲルアオガエルが、透明感のある小鼓を連打するようないい声で鳴いています。

畦草もまだ猛々しくなく、水を張った田を前に、気分はまさに清澄。

このカエルが田の水辺に来るのは、産卵のこの時期のみ。

我が家の無農薬有機栽培の田植えは6月第一週、それまで水を張り続け水温を高め、微生物、小動物、藻などの発生を待ちます。

1回目の手振り均平後
清澄だね~

手振り均平中に畦草から
出てきた包接したシュレーゲルアオガエル

アマガエルと違い、眼の虹彩が金色で
首筋のところに黒い模様が無い


シュレーゲルアオガエルの鳴き声はこちら





2021年4月13日火曜日

(201) ハンナのEC計とpH計で、エゴマ圃場の土壌分析~竹堆肥による土づくり効果大

 里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第201回~ 

2021/04/13

ハンナ・インスツルメンツの、土壌にダイレクトに挿して計測できるEC計とpH計で、無農薬有機エゴマ圃場の土壌分析をしました。

EC計(右) pH計(左)
手軽で非常に便利、優れモノ


13人のエゴマ圃場の土壌分析結果:

竹堆肥を約7年間、継続して施用しているKさんの圃場が、他圃場に比べ際立ってEC値が高く、pH値が中性に近く、良い土壌であるようです。

Kさんの圃場のエゴマは、この数年来、品質、数量ともに、この辺りでトップクラスです。

EC値(mS/cm)pH値
Kさん0.377
0.366.9
Nさん0.085.5
0.095.4
Sさん0.155.4
0.095.3


その因果関係は、次のようなものではないでしょうか。

難分解性の繊維質(リグニン)を多く含む堆肥を3、4年以上入れ続けると、土壌中にリグニン由来の腐植(フショク)が出来る➡腐植を多く含む土壌はCEC(土壌保肥力)が高い➡CEC(土壌保肥力)の高い圃場の方がEC値(肥料成分)、pH値ともに高くなる➡良い圃場となる


興味のある方は、次のリンク先をご参照。もう少し詳しく説明しています。




2021年4月12日月曜日

(200) 桃源郷~Yさんワールド 今年も春爛漫

 里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第200回~ 

2021/04/12

前にも何回かお伝えしたことのある、Yさんの花の里。

今年もこれから色々な花々が咲き続けます。

上手より


花桃の下にあるのは蜜蜂を待つ巣
蜜蜂が入りますように
我が家にも同じものを置いてます








石楠花の葉の上で、花を愛でつつウトウト
いい気分だね~
あやかりたいもんだ

利休梅(リキュウバイ)

清楚かつ艶(アデ)やか
杉林の薄暗闇を従えて



(199)桃源郷~全山、山桜、隠れた名所

 里山と田畑と暮らしとin Shimane 島根 ~三原の郷づくり第199回~ 

2021/04/12

ブログ継続を再トライ。

約10年前に帰郷以来、日本海側から我が村に車で上がってくる途中に、山桜の見事な山があるのに気づいてはいました。

いつもは通り過ぎるだけでしたが、今年はあまりの見事さに、帰宅後、軽トラで出かけ直し、半日近くをぶらぶら、山桜を堪能しました。

農作業が忙しくなりつつあるのにね~。

尾根の向こう側には
真言宗の古刹 高野寺(タカノジ)
小学校の頃遠足で来たものです

半日近く人に会わず 堪能
清澄な桃源郷
コロナとは無縁の世界
いいとこだよね~



この尾根からは、眼下に日本海を望みます