2017年5月25日木曜日

(28) エゴマの育苗、畝づくりが本格化

里山と田畑と暮らしと in Shimane 島根 ~三原の郷づくり 第28回~

2017/5/25

エゴマの育苗、畝づくりなどが忙しくなってきました。

<第22回投稿でご紹介した、Tさんのハウスでのセルポット育苗のその後>


今は、出芽後の手入れの真っ最中。1本苗/1セルにするために(複数本あると徒長する)、多いものは間引き(ハサミで切る)、欠株セルは補植(これは手間がかかる)をしています。

播種の際の改善が必要な点があるようです。
・播種忘れセルの防止
・4、5粒/セルにならぬよう播種器のその都度調整(種子の大きさで)

間引き、補植の手直し中
手入れの終わったセルポット

<大手生産者の一人KMさん>

ハウスでは、出芽待ち。
ちゃんと出て来いよ
竹堆肥研究会会員のKMさんは、発酵肥料の研究家でもあり、今年も約2トンの発酵肥料を作っています。竹堆肥とともに、エゴマの栽培に使います。竹堆肥・発酵肥料育ちの極上エゴマのブランド化が期待されます。

ちなみに、発酵肥料づくりで拠り所にしているのは、かの薄上秀男さんの研究成果(農文協の本あり)。疑問点は直接電話もしている凝りようです。

寒冷紗で覆った発酵肥料ハウス内
土壌改良の用発酵もみ殻 上にいるのは犬のように感情表現豊かな、KM氏の愛猫

<大手生産者のKさん圃場>

 広大な苗床で苗の間引き中。

なんとも多い

<私の自然(ジネン)園圃場>


 畑で出芽待ち、
上にかけているのは、稲の育苗床に使ったシート類二枚。これが大変いいのです。
エゴマ圃場の一角で
エゴマ畑に転換中のかつての田では、畝間120センチの高畝を準備中。畝上に大苗を斜めに寝かせ植えします。畝には牛鶏糞堆肥、竹堆肥、苦土石灰、発酵肥料(KMさん方式の簡略版)を施用します。
天気続きで良かった







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